北村周一のブログ《フェンスぎりぎり》

フラッグ《フェンスぎりぎり》展へようこそ。現代美術紹介のコーナーです。とりわけ絵画における抽象力のリアルについて思考を巡らしたい。またはコーギーはお好き?

64 ここからは画家の領分かがみとのさみしき距離をつめつつ描くは

短歌第六十四号刊。
喋り過ぎるとつかれるけれど、話したい、肉声は耳に残りやすいのどの奥にも、で以下三首。

どこまでが顔なのかなと触れているみみのましたの顎のつけ根

ここからは画家の領分かがみとのさみしき距離をつめつつ描くは

なぜかしらん無性に腹に据えかねて鏡をみがく身の透けるまで

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