2013-10-09 64 ここからは画家の領分かがみとのさみしき距離をつめつつ描くは あらくさの森 短歌楽第六十四号刊。喋り過ぎるとつかれるけれど、話したい、肉声は耳に残りやすいのどの奥にも、で以下三首。 どこまでが顔なのかなと触れているみみのましたの顎のつけ根 ここからは画家の領分かがみとのさみしき距離をつめつつ描くは なぜかしらん無性に腹に据えかねて鏡をみがく身の透けるまで