2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
大型の台風がやってきた関東はまだ梅雨入り前なのに~千夜万葉。 2334日目。 締め切りに追われている・・・。 風(ふう)の神 雷(らい)の神ある これの世の 天地をむすぶ 千年の雨 パノラマ 展示風景 2019
同じくハザードマップ上の起こるべき災害の予想図について~千夜万葉。 2333日目。 100年だったり、1000年だったり、10000年だったり・・・。 百年の 水の溜まりを 越境し 決壊を待つ ダムの図あわれ パノラマ 展示風景 2019
ハザードマップはじつはとてもわかりにくい~千夜万葉。 2332日目。 そんなわけで、取り敢えず県に訊いてみることにする・・・。 千年に 一度の雨の 確率の わかりにくさが 地図上にもあり パノラマ 展示風景 2019
友ありて遠方より来たるそんな日もある~千夜万葉。 2331日目。 雨降れば海山川に水溢れすがたを変えて人を貶む~この歌とおついこ・・・。 雨降れば 海山川は 忽ちに すがたを変えて 水と戯る パノラマ 展示風景 2019
洗われてさらに青味を増す自然のゆたけさとそして厳しさと~千夜万葉。 2330日目。 そろそろ月末、月末はいつも大変だな・・・。 巡る水に 洗われしのちの 青みどり 溺れる月の かげさえ蒼く パノラマ 展示風景 2019
最近よく誘われるようになった・・・~千夜万葉。 2329日目。 コロナそのものは相変わらずであるけれど・・・。 お誘いの 声の掛かりし 夕つ方 コロナはしばし 忘れんとするも パノラマ 展示風景 2019
酒量はともかくも種類がだんだん増えているような~千夜万葉。 2328日目。 飲み過ぎに注意しよう・・・。 ひとり家で 飲むに慣れたる 夜々にして 種類増えれば 溜まる酒ビン 絵画の骨 展示風景 2019
朝方寒かった、とても五月とは思えない気候~千夜万葉。 2327日目。 時代が大きく変わろうとしている・・・。 夜さり夜さり 酒酌み交わす 友もなく ひとりふたりと 見送る四月 絵画の骨 展示風景 2019
なんとも寒い一日~千夜万葉。 2326日目。 夏のように暑かったり、冬のように寒かったり、五月なのに・・・。 つまの吐く ね息のなかに わが眠り しずめんとして 縮こまる五月 絵画の骨 展示風景 2019
うちつけに~突然に~千夜万葉。 2325日目。 朝めざめたときに夢のすべてを忘れてしまうこともあるのだけれど・・・。 うちつけに 叫んでみたり 泣いてみたり 自作自演の 夢醒め遣らず 絵画の骨 展示風景 2019
晴れるはずだったのに雨が降ったり止んだり~千夜万葉。 2324日目。 裏を返せば、自由にもある種の制約があるだろうというようなこと・・・。 古典から すこし外れて 泳ぎわたる マティスみたいな 絵の終わり方 絵画の骨 展示風景 2019
やっぱり五月は五月だよねって思うような日~千夜万葉。 2323日目。 歯磨きは思っている以上にむずかしい・・・。 日に五たび 根深き闇に 立ち向かう ごともハブラシ 動かしており 絵画の骨 展示風景 2019
一転してくもり、雨がいつ降り出してもおかしくない天気~千夜万葉。 2322日目。 あまりに機械的に作り出された、肉の数々。一見安そうに見えても、いつか値上げすることになるのだろう。きょうから広島サミット・・・。 米国産 豚バラ肉の みごとなる …
戸外は暑さがたいへん厳しいのですが~千夜万葉。 2321日目。 自然にはもともと音というものが存在しないのかもしれない・・・。 持ち主の いない音符に いろをつけ 紡ぐ音色は 沈黙にちかし 駿河湾沼津SA
きょうも快晴、でもアトリエは涼しい~千夜万葉。 2320日目。 測量野帳という名のスケッチブックがコクヨから販売されている、ロングセラーである・・・。 朝起きて さいしょに開く 一ページ 測量野帳に 種蒔くごとし かげふみ
久しぶりの快晴、日射しがきつい~千夜万葉。 2319日目。 あさ起き抜けにまずは最初に見る黒板のようなもの・・・。 目覚めつつ まどろみの中 みていたる まぶたの裏の ブラックボード アクロバット・右
肌寒い一日だった~千夜万葉。 2318日目。 無口な歯医者は、どこかとっつきにくいのだけれど・・・。 無口なる 歯科医がなにか マスク越しに 呟いており わがみみもとで アクロバット・左
きょうも土砂降りそれでも朝からホトトギスが鳴く~千夜万葉。 2317日目。 必要な情報を得ることが難しくなってきている・・・。 たべものと 旅と娯楽と お笑いに 生きるテレビは 閉ざすほかなし 一歩手前のためのトリプティクー五月号
大事なことのある日はなぜか雨が降る~千夜万葉。 2316日目。 どの道もどの道もわが家へ、とはいかない場合もあるだろう・・・。 たそがれて ひとり故郷を さがしゆく あの町この町 ゆうぐれの町 一歩手前のためのトリプティクー四月号
雨が降っている五月の雨が降っている~千夜万葉。 2315日目。 さまざまな出会いが待っているだろう・・・。 住むところ 絵を画くところ 置くところ 老いゆくさきの 落ち着きどころ 一歩手前のためのトリプティクー三月号
寒かったり暑かったりで天気が落ち着かない~千夜万葉。 2314日目。 雨が降らないとダムは用をなさない・・・。 みやがせの ダム湖の底に ひょっこりと 顔を出したる 道路標識 吉祥寺美術館展示風景 2017
日向はかなり暑い、日影はそれほどでもない~千夜万葉。 2313日目。 ふるさとは遠きにありて思うところでもあるけれど・・・。 帰るところ 別れるところ 去るところ ふるさとまとめて 花一匁 吉祥寺美術館展示風景 2017
暑さと寒さがいっぺんに押し寄せた一日~千夜万葉。 2312日目。 とりあえず、日々こつこつと前に進むしかないのかも・・・。 寝るところ 夢見るところ よむところ おうたもとめて 彷徨うこころ 吉祥寺美術館展示風景 2017
急に寒くなってしまった~千夜万葉。 2311日目。 五月闇とは、梅雨の時節の暗い状態をいう、夜間にも昼間にもつかえるらしい・・・。 さつき闇 水位の下がりし 宮ケ瀬の 湖面に浮かぶ 家々の屋根 吉祥寺美術館展示風景 2017
雨の日曜日、風がようやく止んだ~千夜万葉。 2310日目。 いつどこで起きてもおかしくない大地震・・・。 震度6 強という字が 揺れのこる 奥能登はいま 雨雲の下 吉祥寺美術館展示風景 2017
朝からの強風がなかなかおさまらない~千夜万葉。 2309日目。 能登半島の地震がなおも続いている・・・。 みず枯れの ダムの湖底に 忽然と すがた見せたる 中津渓谷 吉祥寺美術館展示風景 2017
よく晴れた子どもの日~千夜万葉。 2308日目。 今朝見つけた一句・・・木の下にゐて木の色の子供の日(今瀬剛一) 幼な子と みず遊びせし あの頃の 宮ケ瀬おもゆ ダムの上より 2017年の今頃、吉祥寺美術館にて
大型連休後半、陽射しが暑い~千夜万葉。 2307日目。 どっちにしても、思うようにはいかない・・・。 くるくると 回るカーテン 下ろすように 口説き出したる 貸付の人 6年前のちょうど今頃のこと
さまざまな形の貯えがあるともいえるけれど~千夜万葉。 2306日目。 連休中は、庭の草むしりに励むことにする・・・。 その度に ちがうことをいう このひとの 言葉の奥の うす闇おもう 鮎沢にて
連休のはざますこし肌寒い~千夜万葉。 2305日目。 ダブルバインドという心理学用語もある・・・。 やさしげな ことば連ねて 誘いつつ 蓋を開ければ ノーという声 鮎沢にて 藤棚の下