北村周一のブログ《フェンスぎりぎり》

フラッグ《フェンスぎりぎり》展へようこそ。現代美術紹介のコーナーです。とりわけ絵画における抽象力のリアルについて思考を巡らしたい。またはコーギーはお好き?

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

詩人とは声矮くして群れるなく花冷えの雨に耐える五分咲き

千四百九十七日目。鉤括弧・左 2015 詩人のたましいに敬意を表して

生玉子割れて目となる朝にして病める脳内キズまた爆ぜた

千四百九十六日目。手抜かり・右 2015

みずたまりに空の色ある春の日や 丘の上にて逢わな妹

千五百日目。途中で、五日分の間違いがありました。ほんとうは、千四百九十五日目。本歌取り 手抜かり・左 2015

またひとつ見知りたる顔あらわれて画廊のかべに和みゆくなり

千四百九十九日目。蝶番 2015

キュビズムの向う三軒両隣傷痕のごとき具象かお出す

千四百九十八日目。背表紙 2015

実存は不意の雨にもたじろがず、傘も差さずにGiacometti氏は

千四百九十七日目。フラッグ《フェンスぎりぎり》2013

ゆめさめてどこを切っても自分しかゐないさびしさゑのぐを絞る

千四百九十六日目。 フラッグ《フェンスぎりぎり》2010年2月ー3月

文綴るようにはえがくことなくて絵筆に遊ぶ絵の具その他

千四百九十五日目。 灰白-ⅱ2010 快晴の彼岸明け

ほそぼそと文壇はありや連れられて地下牢のごときバーへ降れば

千四百九十四日目。 寒のもどり 雨が霙になったり 雹になったり 灰白-ⅰ2010

鏡見て洗面中のわれなりと思い至れるまでのじゃぶじゃぶ

千四百九十三日目。 モルト120・みぎ 2009 庭のスイセンようやく満開 連翹も

むずかしい距離をのこしてわれひとりかげのごとくに絵のきわにおり

千四百九十二日目。 ブログを提供しているココログの管理設定が更新された。 まだ不具合がいくつか散見されるが、何とか使いこなさなければならない。 モルト120・ひだり 2009

閉まりづらい雨戸繰る音わが母のこえが軒端にとよむ夕暮

千四百九十一日目。 とよむ 響動む 鳴り響くという自動詞

ひとおもいにこの身捨てたしねむれざるベッドの上の頸より上を

千四百九十日目。 壁虎 ヘキコ 2009 ヤモリのこと 夏の季語でもある

搬入と搬出のあわい純白の画廊空間つつましくあれ

千四百八十九日目。遅速・右 2012

闇に浮かぶ月見てえまう犬のあり ひとつ間違えば人となりにけるかも

千四百八十八日目。 遅速・左 2012

自動詞のごとき疑問符わが吐けば戦くばかり他動詞の目で

千四百八十七日目。 自動詞:走る、咲く 他動詞:読む ライン消し・右 2009

花散らし旗を靡かせ夜もすがら見えるまで吹く風あるらんよ

千四百八十六日目。 ライン消し・左 2009

声は嗄れ目鼻ショボショボ何処より 受動喫煙花粉よりにがし

千四百八十五日目。 東京都内は 禁煙対策が甚だ遅れている 特に飲み屋さん カテゴリア 2010

梱包を解かれてかべの垂直に立たせゆくとき絵が絵となるとき

千四百八十四日目。 フラッグ《フェンスぎりぎり》2013より

その前に佇むための装置にて絵は垂直に立たせ置くべし

千四百八十三日目。 ギャラリ-檜B・C 2013 余計なものは要らないはずなのだが

空間を埋めんごともひろげゆく絵の数いくつ梱包を解く

千四百八十二日目。 砂嘴 2012 小さな半島 たとえば三保のような

艶出しとういみあるらしきベルニサージュ アート・フェアの前夜のうたげ

千四百八十一日目。 ジュート 2012 アート・フェア・トーキョー今日が最終日

入口と出口もともに狭め置く描法みた目にイムパクトあり

千四百八十日目。 空間を埋めてください

灰の中の種子より生れてすべからく空をただよう灰いろの虹

千四百七十九日目。 プレーン・左 2012 灰いろの虹を育む種子でありたい 生れ出づる悩みすなわち灰の中の種子がはぐくむ灰いろの虹

無傷では終わらざるなり猫とても 平行線の落とし処かな

千四百七十八日目。 プロトコル・右 2012 かんがえてみたら いちにち一葉 丸四年が過ぎていた ふう

あのころのパレルゴンいま堂堂とわたり合いつつ ならぶ額縁

千四百七十七日目。 パレルゴンとは~ http://artscape.jp/dictionary/modern/1198466_1637.html プロトコル・左 2012

お互いの間合い詰めつつ鳴く猫のともに何処かへ消えゆくこころ

千四百七十六日目。 モルト60・右 2010 隙間 溝 クラック レイヤーまたはコラージュ

生れ出づるなやみすなわち燃え尽きし灰の中にも種子は息衝く

千四百七十五日目。 さまざまの色が混ざり合ってできたグレイ~灰いろ 白と黒の混色~灰色 モルト60・左 2010

やわ肌に脈うつ淡き血のいろも素足にふとも春めく二月

千四百七十四日目。 冷たい雨降るなかにも 明るさのある三月

袖の丈気にして歩く新人のバランス感覚 春呼ぶ如し

千四百七十三日目。春空と三本の線 はや三月