2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧
尻切れトンボの夢のおわりの千夜万葉。 2062日目。 あしたから、九月。 ひくい空を ことさら低く 飛び回る トンボのごとし ヘリコプターは 影を読む~町田市街を望む 白い雲
涼しき夜の、千夜万葉。 2061日目。 朝はなおのこと涼しい。 さがみはら 上空を行く 数匹の とんぼ見ており へりこぷたーらし 影を読む~町田市街を望む
早起きは、いくらかの得になるらしい、千夜万葉。 2060日目。 きのうきょう、とても涼しい・・・。 なにごとも 尻切れトンボ なんだよね 早くなおさな 日が暮れるだよ 近隣の空き家 影を読む~そろそろ日が暮れる
眠りたいのに眠れない、千夜万葉。 2059日目。 夢にも、消失点はあるらしい・・・。 あけがたの 闇にただよう 百千の 蜻蛉追いつつ ゆめ醒めいたり 影を読む~蜻蛉は羽根を休めているか?
良質の睡眠をむさぼりたきに、千夜万葉。 2058日目。 この歳に なりてようよう 腑に落ちたり やまいのすべての 根源は眠り 境川沿いを走る横浜線を眼下にのぞむ~影を読む~
一度目が醒めたら、なかなか眠くならない夜がある。 千夜万葉、2057日目。 自然は自然を育む・・・。 土にかえる までのいとなみ 危うければ 遠回り しようじゃないか 友よ 影を読む~町田駅方面を望む 自由は得難い
不穏なる日々がつづく。 千夜万葉、2056日目。 一ドルが 三百六十 円のままに 停まりし時代が かおを出すとき 影を読む~ひのき階段にて
辛い早起きをわすれるための、千夜万葉。 2055日目。 庭の植物の生育が早い。手入れが大変・・・。 脳内で かんがえすぎると 両の眼が 紅くなるので 早起きが辛い 影を読む~ひのき階段の杉の木立と夕影
懐かしき夢のはざまの、千夜万葉。 2054日目。 ひとはパンのみには生きられない、文化がものをいうとき・・・。 生きるとは 気持ちのいいこと なかんずく 分かち合うこと 委細面談 尾張一宮の鳥居~影を読む
静かなる夜の、千夜万葉。 2053日目。 秋の風を感じる朝方、とくに二階の水場は涼しい・・・。 ギリギリまで マスク外さぬ 朝にして ビジネスホテルに 励む黙食 近隣の鵜野森公園の小道 この辺りも鎌倉道~
よき眠りとは?~千夜万葉、2052日目。 朝、目醒めたときが、一番疲れているということがないように・・・。 顔マスクに 紅白帽の こどもらが 同時におなじ 方向くあわれ みちみちに 鎌倉道に 出会いけり~
早朝の、より良き目醒めのための、千夜万葉。 2051日目。眠りがすべてとまではいわないまでも・・・。 帽の子ら 赤と白とに わかれいしが (もとの隊形にもどれとだれか) ゆうぐれの こもれびの森 散歩道~
千夜万葉、2050日目。 日本と それ以外の国々との 深い乖離を思わざるを得ない。短歌とは直接には関係がないけれども・・・。 ごく狭い 範囲のなかで ごく浅く つき合うための スキルを磨く 灰いろの虹 8月17日の夕方 東の空に~
健やかなる 睡眠のための 千夜万葉。 2049日目。 大雨警報が出ています。雨漏り注意報も同時に・・・。 友ありて その友のありて 百千の 土鳩つぶやく なかを群れゆく 天竜川沿いの ひなびたホテルの庭さきにある 古池 その向こう 祈祷師の館
よき睡眠のための、千夜万葉。 2048日目。 夏風邪は治りにくいともいわれるが・・・。 空間に 双のつばさを 休めんに 線をもとめて ひらく脚くび 夏の浜北区高薗
千夜万葉、2047日目。 冷房設備がないと暮らせない毎日となっているが、一日中クーラーの風にあたっていると、体調がくるってしまう・・・。 フェレットの 祖先はイタチ、 ネコはネコ、 イヌはオオカミ、 野性とはちから 天浜線車内 天竜二俣駅にて 発車…
ねむれぬ夜がつづく、そんなときの、千夜万葉~ 2046日目。 ひとよりも 家に懐ける ノラどちの 不要不急の おひるねは至福 天浜線車内のようす
千夜万葉、2045日目。 台風一過、局地的に降る雨には、なすすべがない。ハザードマップを見直してみても、途方に暮れるだけだ。 放し飼いの 隣家のチビと いうネコが 庭に来ており ことり咥えて 天竜二俣駅 出発進行~
千夜万葉、2044日目。 台風8号上陸か・・・。備えあれば患いなしとはいうけれど、雨漏りが心配。 ネコ避けの ペットボトルに あゆみ寄り 恍惚として ネコ去りがたし 天竜二俣にようこその看板が立っている~
眠れぬ夜の千夜万葉、2043日目。 台風が近づいている。風の吹き方が違うようだ・・・。 飼い主が パニックになると ペットにも それが伝わる 災害の時 天浜線の車両のひとつ~懐かしい色彩
千夜万葉、2042日目。 重たいものを持ちすぎるとからだが悲鳴を上げる・・・。シグナルを聞き分ける耳は健全ですか? イヌを飼う ユメを見ている 少年の 目許おさなし 名はウラジーミル 天竜二俣駅時刻表 すき間が多い~
千夜万葉。 2041日目。そろそろお盆休みか・・・。 ぷーちんと こいけゆりこと われとわが つまとはおない 年なりずっと てんりゅうふたまた 駅案内 ローカルではある~
ねむれぬ夜の千夜万葉。 2040日目。 ぼーぼーの裏庭のアラクサを抜く。一日では終わらない・・・。 裏窓ゆ うすみずいろの かげりさし すずしかりけり 学校プール 天竜二俣駅構内 北側を望む 杉板が見事
千夜万葉、2039日目。 こんなコロナ禍のなかでも、公園のプールは人がいっぱい・・・。 また暑くなってきた。 なつやすみ 水着のいろも まちまちに 静かなるかな 開放プール 線路はつづくよ 天竜川に向かって~
千夜万葉、2038日目。 ぽたりぽたり、シャワーの水栓が故障しているらしい。 ひとの子の 背丈のほどを 洩れ出づる 水の音する プールサイドに 天竜二俣駅ホーム お客さんが少ない のどか
千夜万葉、2037日目。 スズメの数が激減している。いろいろな理由が考えられるのですが・・・。 子育てが難しくなっているそうです。 雨上がりの プールサイドに 群れあそぶ 雀にぎわし 溜まりの水に 天竜二俣駅構内の踏切
千夜万葉、2036日目。 今年の夏は、小学校でもプール授業がありました・・・。 忽ちの 雨降りそそぎ 沸き上がる 子らの叫喚 プールを奔る 天竜二俣駅ホーム
雨模様だけれど、やや涼しくなりました。ホッと一息。 千夜万葉、2035日目。今夜半から、大雨の予報・・・。 掛け声は プールサイドに こだまして 初泳ぎ水は まだ冷たそう 夏の天竜二俣駅
ねむれぬ夜の千夜万葉、2034日目。 アトリエの裏庭の草草がボーボーである。 暑い盛りの、酸素供給の一助となるはずなのだが・・・。無精にあらず。 かげりなき 空の一部を みたしめて プールサイドへ 溢れ出すみず こちらはドイツ仕込みのパン屋さん Br…
真夏の、千夜万葉、2033日目。 水牛のように8月号、更新されました。読んでください。 https://suigyu.com/2022/08#post-8382 ゆびからめ 金網越しに みいる子の 目にはさやけし プール満水 店名判明 ブロートリーベン都田店 Brot Lieben 白馬もいます