北村周一のブログ《フェンスぎりぎり》

フラッグ《フェンスぎりぎり》展へようこそ。現代美術紹介のコーナーです。とりわけ絵画における抽象力のリアルについて思考を巡らしたい。またはコーギーはお好き?

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

虹を織る手ゆびかすかにふるえつつ浅葱のいろにときめく二月

1862日目。あさぎ 薄い葱の葉のいろの意。みずいろ、うすあお。

霊いまだめざめを知らず 白濁の声にしわぶくあけの一月

1861日目。デジタルカメラが便利なところ・・・

麗かや 騙しの手口そこここに隠れ見えして滅びゆく民

1860日目。ながく長く 持ちこたえる 体力は 残っているのだろうか・・・

闇の夜に小暗き部分を隠すようにサクラ咲かせて笑顔満開

1859日目。もはや部分ではないのかもしれないが・・・

おしゃべり割60という文言にこころときめく老いびとは春

1858日目。注意事項はよくよく読まなければいけませんよ・・・

五輪の輪 ときどき知恵の輪のごとしクーベルタンは遠くなりにけるかも

1857日目。資本主義が終わろうとしている・・・

夢多き人のことばをわきに置きツツピツツピと鳴くシジュウカラ

1856日目。四十雀 じつはゴジュウカラ(五十雀)という鳥もいるのです 春ですね・・・

配合の妙を説きつつ摘まみゆく柿の種こそ悩ましきかな

1855日目。終日 春の嵐の 吹き荒れて 何残すべき 何捨てるべき・・・

それぞれに噛みしめいたる柿の種の、四の五の言わず食めとゆう声

1854日目。配合が、6:4から7:3にかわった。忠実に摘まみたいのに~愛好者が多いなかで・・・

何時間寝ても飽きない体力をふともおもえり彼岸の明けに

1853日目。彼岸~春の季語 秋は秋彼岸というらしい・・・

夜眠るまえの大事な所作のひとつけっして後ろをふり向かぬこと

1852日目。よき眠りは 最高の杖・・・

みてくれは良くも悪くもこの階段のぼるに険しくだるに辛し

1851日目。階段こわし のぼりよくとも 危ない階段が多い・・・

老ふうふガラケーなるを卓に置き閉じこもるのみに暮らすも楽し

1850日目。老年に入りたる人の正しい身の処し方、その他・・・

顔となり声となりしてあかときの闇に溶けだす夢のあかるさ

1849日目。ノラ猫の集まる庭・・・

形容詞と副詞のぞけば何でしょう?民を欺く声たかくして

1848日目。雄弁:人に感銘を与える、巧みで力強い弁舌・・・

謂われなき罪を着せられひと知れずなげくかなしむにくむ三月

1847日目。寒の戻り 荒れ放題の天気 日溜りをもとめて・・・

在りし日の団欒にしてひりひりと夢のなかでも諍い止まず

1846日目。この二匹は仲の良い兄弟なり・・・

夢ながらわが父母がいて子らがいてそれを見ている饒舌な目よ

1845日目。それぞれの庭の片隅 ノラ猫のいる風景を切り取る・・・

夜もすがらあいてもとめてひとり見るゆめは果てなし何語るべき

1844日目。目覚めても まだ夢の中にいるような感じがつづく・・・抱きたくても抱けぬ野良猫

夜眠るために昼間があることも デパス一つにたくす進退

1843日目。どんな時でも 睡眠は大事です・・・ノラ猫のチビ

みちみちに童子らの声あふれいて晴れ晴れとあり 病める三月

1842日目。縄跳びが流行りのようだ 暖かないちにち・・・

公園に少年少女らつどい来て群れあそびおり やまいの春を

1841日目。降って湧いたような ながーい春休みになりにけるかも・・・

マスクから目鼻耳くち脱ぐように両のてのひら浄めいるなり

1840日目。手洗い励行 アルコール消毒なども 丁寧に・・・見えない裏側

騒音にも大気汚染にも耐えて来し庭のあらくさ抜けば楽しも

1839日目。あらくさ 雑草のこと 体力つけねば・・・

捨てマスク顔のかたちにひらきしを風が舞い上ぐ天までのぼれ

1838日目。ハクモクレンはいまが満開・・・

粛粛とマスク購う人つける人脱ぐ人ありてそを拾う人

1837日目。粛粛 しゅくしゅく つつしむさま しずかにひっそりとしたさま 厳かなさま・・・

憂いつつニュース消したるそのままに佇ちいたるなりテレビの前に

1836日目。ほんとうの ことを言わない ニュースなんて・・・

テレビ消して小暗きままに佇ちいたるわがあることもテレビは映す

1835日目。フェンス・フェンス・フェンス 以下同文・・・

さっきからぼうっと佇っているわれをテレヴィの暗い画面に知るも

1834日目。テレビ切ったのにそのままじいっと佇むときがある・・・ニュースがちっとも要領を得ない!

しな切れの棚くうかんに弁明の文字がいならぶ 読むひとは読む

1833日目。店員さんも説明に大わらわ 白いものから消えてゆくのか?・・・