2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧
いくつになっても注射は怖い~千夜万葉。 2353日目。 注射針をできるだけ見ないようにしている人も多いでしょうが・・・。 点滴の 針の刺しどこ 決めかねいる 看護婦さんの 荒れたゆびさき 天竜川夕映え
土日のスーパーは満車になることが多い~千夜万葉。 2352日目。 梅雨の晴れ間、何かと忙しい日々が続く・・・。 満の字の 赤く点れる 階を抜け 空をめざして アクセルを踏む 天竜の夕映え
季節外れですが~千夜万葉。 2351日目。 ほんとうは無添加の石鹸なのだけれど・・・。 老いし手に 春を呼ぶごと 泡立ている 牛乳石鹸 ゆきよりもあわし 天竜川の夕映え
ことしはクチナシの勢いがすさまじく百個くらい花が咲きそう~千夜万葉。 2350日目。 例年多くても20個くらいだったのだけれど・・・。 手土産に 紹介状など 持たされて さらにおおきな 病院を訪う つかの間の夕映え
彫刻家のえがく絵について~千夜万葉。 2349日目。 突然の雷雨、突然の炎暑、身がもちません・・・。 絵画なる ものへの羨望 おおどかに 描くをみれば 彫刻の人 つかの間の夕映え
目まぐるしく日々が動いてゆく~千夜万葉。 2348日目。 インスタレーション、設置とか設営ともいわれてきたけれど・・・。 物自体 置かれるのみに カテゴリー installation 作者は不在 天竜の夕映え
お酒がおいしく飲めるうちは~千夜万葉。 2347日目。 夢よりうまい美酒はありや・・・。 よき友と 酒酌み交わす 夜々のありて それより甘き 夢見ることも 夕焼け小焼け
6月9日の夕映えは素晴らしかった~千夜万葉。 2346日目。 隠れムラサキというお色があるようなないような・・・。 気晴しに 昏ゆく空を 見上げおり 遠のく色の 隠れムラサキ 夕焼け小焼け
残念ながらことはそううまくはいかない~千夜万葉。 2345日目。 毎日が目が回るくらいに忙しい・・・。 カンバスに 汗とアブラを 滴らせ ても絵ができる とはかぎらない 夕焼け小焼け
いわゆるMUSIC TODAYから多くのことを学んだような気がする~千夜万葉。 2344日目。 今は亡き武満徹が企画、西武百貨店が支援していた・・・。 ただしい絵の 描きかたなど あるはずも なく今日の 音楽を聴く 天竜二俣のつかの間の夕焼け
子どものころ墓地は絶好の遊び場だった~千夜万葉。 2343日目。 お墓を必要としない家庭も増えてるようだ・・・。 命日が 刻まれてあり 三月の 地震のあとの 六月の雨 カキツバタ
よく雨が降ると思ったら梅雨に入っていたのだった~千夜万葉。 2342日目。 重力から解放されるためのいくつかの作法または・・・。 重さから 解かれしきみが 虹いろの 灰となりつつ 散りゆくまでを 燕子花図
雨が降っていてむしろよかったのかもしれない~千夜万葉。 2341日目。 六月の雨を身近に感じるとき・・・。 はこばれゆく 柩のうえに 翳されし 雨傘黒きが 二つ三つほど 駿河湾沼津
晴れたり曇ったり雨が降ったりたいへんな一日~千夜万葉。 2340日目。 晴れても曇っても雨が降っても~そんな日もある・・・。 きみねむる 木箱のなかの 静けさを 乱さぬように しぐれふる雨 駿河湾沼津
六月、草木の伸びは激しいけれど~千夜万葉。 2339日目。 めまいの治療法は確立していないようだ・・・。 耳の奥の ちいさな石の 不始末を 眩暈と呼んで 病める六月 いびつなり 歪形 2019
朝から強い日差し、でもさわやか~千夜万葉。 2338日目。 その東京新聞もだいぶ前に止めてしまったのだけれど・・・。 神奈川を 朝日毎日 日経と きたりていまは 東京に落ち着く パノラマ 展示風景 2019
台風一過~盛大な雨漏りとその後の片付けを終えて~千夜万葉。 2337日目。 六月、お弔いの月でもある・・・。 雨音は 柩のなかの ねむりにも 届きいるらし 六月の雨 パノラマ 展示風景 2019
雨がひどくなってきた天竜も大雨らしい~千夜万葉。 2336日目。 卯の花くたし、くたしとは腐しと書きます。5月中頃から6月初旬にかけての長雨を指す言葉・・・。 梅雨に入る まえに来ている 大型の 二号台風 卯の花くたし パノラマ 展示風景 2019
どこにいても大雨は降るのだろうが~千夜万葉。 2335日目。 すでに10000分の1の確率の大雨を予想している国々は存在している・・・。 絵空事に あらずやさらに 万年の 雨をおもえと 雷鳴りはじむ パノラマ 展示風景 2019