北村周一のブログ《フェンスぎりぎり》

フラッグ《フェンスぎりぎり》展へようこそ。現代美術紹介のコーナーです。とりわけ絵画における抽象力のリアルについて思考を巡らしたい。またはコーギーはお好き?

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

冬に活きる夏の体力こつこつと冬のしごとは夏場に活かして

千二百二十八日目。 1979年の夏も暑かったのだ。 三箇日より

路線バス「北街道」が清水へとテレビで楽しむ倉澤の鰺

千二百二十七日目。 きたかいどう 静岡と清水を繋ぐ幹線道路 幻の倉澤の鰺をもとめて 三箇日より

五月雨をあつめてはやし西野流的の手腕が選手走らす

千二百二十六日目。 ポーランド戦まであと少し。 かげふみ 2017 S&T Photo

野良イヌにメガネ掛けさせそのむかしマジックインキの効を確かむ

千二百二十五日目。 灰色から銀色へ、

子は居ずとも乳母車押してそのむかし老婆はひとり道を歩みき

千二百二十四日目。 昭和の道を。 みみときわ 2017。

人はむかし朝飯まえに歯磨きし チューブのバナナ味に堪能をせり

千二百二十三日目。 人はむかしシリーズ。

声重たし傘を忘れてぬすみ聞き 事務イス軋む音に洩れつつ

千二百二十二日目。 空耳 2017

虫下し飲み飲みひとはそのむかし 花粉症とは無縁の日々を

千二百二十一日目。 肝油ドロップひとつ欲しさに虫下しはのどに流しぬ昭和の子らは

電卓手に武器売り歩く死の商人 安保理常任理事国戦好き

千二百二十日目。 中、仏、露、英、米。

空いている方のてのひら同士にて繋がるまでのスマホの二人

千二百十九日目。 青またはその他の色の数々が灰いろの虹になるまでを待つ

しぶしぶに画廊の主は新酒開け 博多訛りの毒舌の冴え

千二百十八日目。 雨の小田原。水田が美しい。

監督の透ける白シャツに一目惚れ ロシア・ワールドカップの二日目

千二百十七日目。 対イラン戦モロッコ代表監督の存在感にネットざわめく。

梅雨の入り稲荷大祭月は見ず アイリッシュバーに浴衣子踊り

千二百十六日目。 広島はとうかさん大祭で夏がくる、そうです。

昼のバナナ夜の納豆とたくましくわらう老画家白寿にちかし

千二百十五日目。 元気が何より。

目に見えるもののみに語る不自由よ グループ展の初日を酔いぬ

千二百十四日目。 グループ展は難しい

遠雷やひとに父あり母のあり 二物衝撃レーザービーム

千二百十三日目。 ところかわれば もっと違うことができるようになるかもしれない

ゆめさめてまつおかさんの家のまえ 歩いても歩いても六歳のぼく

千二百十二日目。 辻征夫の詩 まつおかさんの家 風ぐるまコンサートの タイトルでもある

風ぐるま うたと音符が紡ぎだす声はみんなの贈り物です

千二百十一日目。 鳥のカタコト 島のコトカタ

風ぐるま ラッパは深いハーモニー汽笛のような余韻のなかを

千二百十日目。 風ぐるまは三人の音楽家によるユニット名です。時代を越えて音楽の輪を回す

風ぐるま ピアノは遠いリズムかな月のみち欠けをつかさどる手よ

千二百九日目。 六月五日の夜、初台のリサイタルホールで催された、風ぐるまのコンサートを聴いて、思うことなど。 よろしければこちらも➡ http://suigyu.com/2018/06#post-5629

十字架を肩に背負いしひとの傷 生きて負う苦に順序のありや

千二百八日目。 十字架の道行き 場面が微妙に異なる 傷のつきかたも

組体操崩れしのちをすみやかにかげとなりゆく校庭地獄

千二百七日目。 いまだ無得点の試合が続いているが、西野ジャパンを応援したい

木洩れびのかげより深くことの葉が声となるとき そばにいるとき

千二百六日目。 木洩れびのしたに咲かせしことの葉のひとつひとつが声になるとき

いずこにも目のあるふうけい彼岸かな まぶたとじれば菜ノ花畑

千二百五日目。 冬の旅★36 ふゆのたびキララ36公開中です 水牛のように➡ http://suigyu.com/2018/06#post-5631

自転車は走らなければ倒れるときみがいうからぼくは押してる

千二百四日目。 たとえ倒れても起き上がればいい 大事なのは互いに支え合っているということ

ひろしまを夜汽車いくたび駅ホテル十八階のまくらの下を

千二百三日目。 初夏から梅雨へ

安芸国は西条の酒さかぐらの七つ巡りにわれは夏めく

千二百二日目。 とうかさん大祭 お化け屋敷 安芸国

夏の田の田の水ひかるつかの間を窓は映して電車満員

千二百一日目。 満員電車はつらいですよ

さまざまのつけをしょいつつ船出するきみを見送る六月波止場

千二百日目。 監督業のつらさおもはゆ

えやみしてわれは泣く泣く代表を落とされしことも夏の夜のゆめ

千百九十九日目。 ロシアワールドカップが近づいている。 静岡市龍爪山薬師岳(北)と文珠岳(南) 清水側から見る