北村周一のブログ《フェンスぎりぎり》

フラッグ《フェンスぎりぎり》展へようこそ。現代美術紹介のコーナーです。とりわけ絵画における抽象力のリアルについて思考を巡らしたい。またはコーギーはお好き?

2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

97 町田駅連絡通路に躓いて泳ぐ左右の自分の手足

短歌楽楽絵日記第97号。 目は口ほどにものをいう。さびしいけれど。 以下5首詠。 半分の、半分の、その半分ではもの足らぬらし 高裁へ行く 足るを知れ、と言われて少しかんがえてコップをきょうはさかずきにする 展開はあまくないねといいながら口から甘…

96 戦争へ行ったことある父さんの話はふんとねむくなるだよ

短歌楽楽絵日記第96号。 新兵器、最終兵器か。集中豪雨が続く。 以下5首詠。 戦争へ行ったことある父さんの話はふんとねむくなるだよ 戦争に行かず仕舞いの叔父さんの話はいつも軍歌で終わる 一年間に千メーターのキャンバスを使い切る画家は米国に住む …

95 ブラジルは蹴球の神手を伸べてゴールを守るしぐさ見せたり

短歌楽楽絵日記第95号。植物の生育が異常に早い。剪定に勤しむ。以下5首詠。 ブラジルは蹴球の神手を伸べてゴールを守るしぐさ見せたり OKAZAKIがうまく転んでスペースができたところへ滑り込む脚 そううまくゆくはずもなくときくればザッケローニが名を…

94 駅前で目と目が合えばてのひらにテュシューいただくECCの

短歌楽楽絵日記第94号。暑中お見舞い申し上げます。 なお、今週はギャラリー檜plusにて、グループ展を開催しています。8月9日まで。詳しくは、こちらまで。 http://www2.ocn.ne.jp/~g-hinoki/ 以下5首詠。 うしろまえに着てしまいたるセーターの首をま…