北村周一のブログ《フェンスぎりぎり》

フラッグ《フェンスぎりぎり》展へようこそ。現代美術紹介のコーナーです。とりわけ絵画における抽象力のリアルについて思考を巡らしたい。またはコーギーはお好き?

分析だけでは 暮らしが立たず 綜合だけでは 言葉が足らず

グループ展のお知らせ 詳しくはこちら 

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<ギャラリー檜BC

1.展覧会のタイトル

  dialogue 絵画について

2.展覧会場と会期

  会場:ギャラリー檜BC

  〒1040031 東京都中央区京橋399 ウィンド京橋ビル2F

  Tel0362286361 Fax0362286388

  会期:2018212日(月)~217日(土)

  11301900(最終日は1700まで)

3.展覧会の概要

  6人の作家それぞれが、100号を含む12点の絵画作品を展示。

4.出展作家

  髙橋圀夫 北村周一 さとう陽子 石村実 橘田尚之 稲憲一郎

5.画廊から

2013年から毎年、dialogueというタイトルで2人展(稲憲一郎さんと上記の5人の作家さんとの組み合わせで)を開催してまいりました。出展者のお二人が展示の数カ月前に対談をして、その対談をまとめた冊子を展覧会の来訪者にお配りしました。

 

展覧会は会期が終わり搬出が完了すると、魔法のように消えてしまいます。消えてしまうという性質を考えると、演劇や音楽のコンサートに近いライブ性を感じます。会期終了とともに全て終了ではあまりに切ないので、何か展示を思い返すものが欲しいという気持ちから対談の冊子が生まれました。

 

どの回の対談でも、「見るとはどういうことか」という視点から絵画について示唆に富んだ話が展開されています。アトリエでの作家の息づかいまで感じさせる、ライブ感に満ちた内容です。何度読んでも、発見や気づきを促す見どころが満載です。

 

本展では、総集編として出展者6人の作品を展示して、これまでの5回の対談をまとめた冊子をつくり配布いたします。

 

過去のdialogue展をご覧くださった方々の感想も様々で、十人十色であるのも興味深いところです。同じ展示を見ても皆それぞれ異なった見方をする。その違いの中に展覧会は存在するような気もします。

いずれにしても一回性の展覧会。見に来てくださった方たちの心に残ったものの集積がいつか遺伝子となって、長い時間を経て文化が作られていくのでしょうか。

ギャラリー檜 高木久仁子

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