2013-10-17 72 茹で上がりし笊のしらすを簾のうえに開けてほころぶおみならの声 あらくさの森 短歌楽第七十二号刊。台風が多い今年、雨漏りが心配、雨男月並み三首。 茹で上がりし笊のしらすを簾のうえに開けてほころぶおみならの声 うで立てのしらすを口につまみ撮み干しゆく甘きこの茹でじらす 白秋の手になるひとつちゃっきり節いわゆるCMソングの走り