2013-10-25 75 三保沖にしらすを掬いそを茹でて日々のくらしは海に賄う あらくさの森 短歌楽第七十五号刊。些事ではあるが、積み重なると困ったことになる、外からの音はとくに制御不能ゆえに。つづけて三首。 写真は、瀬戸内海の島々。 三保沖にしらすを掬いそを茹でて日々のくらしは海に賄う 漁終えてガラス徳利一合の酒をくきくき飲み干すこころ 羽衣の松はいつしか銭湯の空間絵図となりて名を成す