2013-10-13 67 此れの世の未来おぞましひとつふたつ撥ねてみたっていいじゃないばか あらくさの森 短歌楽第六十七号刊。アンテナの感度がいいと、こころによけいな負担がかかる由、くわばらくわばら、飽きもせず三首。 江戸萩とメドーセージがだらだらと靠れ合いつつ一夏終えたり 憑きものが落ちたみたいに唸り出す獅子身中の虫虫の音 此れの世の未来おぞましひとつふたつ撥ねてみたっていいじゃないばか