短歌楽第五十三号刊。つつしみぶかく生きよと、誰かが言った。ぼくではない、の巻、三首。 歩を停めてともにみいりし蝉殻のふたつみつよつ 〈楽〉のいた日々 瀝青のにおい重たき雨の日の路に消えゆく霊柩車ひとつ 日に出でてひらくケイタイ義父の死のちかき…
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