短歌楽第三十六号刊。つづけてさくら三首詠。 寒すぎて暖かすぎて早すぎてそれでもたいへんよく咲きました。 暗く長い筒のさきっぽ慣れし目に出口まばゆし天城を越ゆる 半島のさきの先までのさくらかなさまざまありて菜の花畑
短歌楽第三十五号刊。桜をうたう、季節はずれはご容赦を、以下三首。 桜見にちょっとそこまで 漕ぎ手なきふらここ揺れる園にそいつつ 雨戸繰るたびに見上げることすでに義務のごとありさくら満開 綾取りの母と子のおり、枝垂れ咲くはなのこかげに父を忘れて
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