2013-08-24 33 窗のない夢を溶け出す数ばかり増しゆくそれは雨滴(泣きたい) あらくさの森 短歌楽、第三十三号刊。闘えば闘うほど、怖れは肥大するらしい、とまれ三首。下、滋賀県は近つ淡海のノラ。 窗のない夢を溶け出す数ばかり増しゆくそれは雨滴(泣きたい) パレードの帰り道にもてんつくてんひとりはぐれて叩く小太鼓 ポピュリズムかなしき史を紐解くときあわれ大正さわれ平成