2013-08-17 25 うたた寝の学芸員も蝋の火を描きつづけし画家の名は知る 短歌楽、第二十五号刊。かくて絵のような日常をうたう、月並み三首。 うたた寝の学芸員も蝋の火を描きつづけし画家の名は知る 画材購うために売りゆく絵のひとつ脇に抱えて【ジグザグ】の道 紙と木の家のくらしはままならず夢のなかでもわが子を叱る