つづけて八日目。 逃げんとする猿のうつつをてのひらは憶えいるらし汗掻く両手 往復はがきはたいへん便利なツールだと思う。特に出欠を取りたいときには、役に立つ。けれど、出か欠か悩める人には困った代物だろう。まんなかで切り取られもせずに、捨てられ…
七日目。 子供にもサルにも今は戻りたくないのでただの大人でいます 葬儀についてあれこれと考えることがある。逝きし者のためか、遺されし者のためか。 どう生きてきたか、試されているのでもあろう。合掌
六日目。 逃げ場なきサルの憂いを炙り出すごとく汗ばむわたしの両手掌の記憶は、侮りがたし。
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